ユーザーファーム を開発する |
ユーザーファームの開発に使用するファイルは、製品添付CDの「\TWFA_UserFirm」フォルダに含まれています。また、最新のファイルはダウンロードページから入手できます。
CDのフォルダ、または、解凍ファイルから「TWFA_UserFirm」以下のフォルダを、ローカルドライブの適当なフォルダにコピーしてください。ただし、コピー先のフォルダパスにスペースが含まれると、「YellowIDE」でプロジェクトを開けなくなりますので、ご注意ください。
フォルダ名 | 説明 |
Include | ユーザーファーム開発用の「.h」ファイルが含まれます。 |
Startup | ユーザーファーム開発用のスタートアップルーチンが含まれます。 |
M3069Projects | サンプルプロジェクトと専用のデバッグモニタのプロジェクトが含まれます。 |
Lib | ライブラリファイル「.lib」が含まれます。 |
ボードをフラッシュ書換えモードで起動します。
『USBM3069(F)』、または、『LANM3069』ボードの「J17」のジャンパスイッチを"ON"(ショート)にして、パソコン(ネットワーク)と接続し、電源を入れます。
『USBM3069-S(L)』/『LANM3069-S(L)』/『USBM3069-HS(L)』などの小型化品をご利用の場合、ボードをデバッグボードに取り付けます。 デバッグボードの「J17」のジャンパスイッチを"ON"(ショート)にして、パソコン(ネットワーク)と接続し、電源を入れてください。
設定ツールを起動し、上図のボタン(「M3069FlashWriter」)をクリックします。
上のような画面が表示されますので、「ダウンロードファイル」に開発用ファイルの中から、「TWFA_UserFirm\M3069Projects\_TWMON\REM_MON.S」を選択します。
「書込み」ボタンを押すとデバッグモニタがダウンロードされます。終了したらボードの電源を切り、「J17」を"OFF"に戻してください。
「M3069FlashWriter」についての詳細はオンラインヘルプを参照してください
(特に、『LANM3069』では、通信設定が必要な場合がありますので、上手くいかない場合は、オンラインヘルプかこちらをご確認ください)。
デバッグモニタが正しく動作するか確認を行います。
「YellowIDE」を起動し、[ターミナル]メニューから[設定]を選択します。シリアルポートの選択画面が表示されますので、デバッグに使用するポートを選びます。
さらに[通信設定]ボタンを押し、図を参考に設定を行ってください。設定が終了したら[OK]ボタンを押し、ダイアログを閉じます。
[ターミナル]メニューから[表示]を選択し、ターミナル画面を表示します。
マルチファンクションI/Oボードの電源を切った状態で、パソコンの使用するシリアルポートと、ボードの「J7」("SER1"と表記されています)を接続します。続いて、ボード上の「J20」(または、"UFIRM"と表記されている)ジャンパスイッチを"ON"にします。
ボードの電源を入れるとターミナル画面に(半角で)"Aソ"と表示されるはずです。パソコンの[Enter]キーを押すと、図のように"チ?"が表示されます。この状態が、デバッグモニタが正常に動作していることを示しています。
ユーザーファームの開発準備については、以下の資料で詳しくご案内しています。
M3069マイコンボード ユーザーファーム開発マニュアル