LANM3069 メール送信サンプル

メール送信サンプル「LanmMailSample03」について
LANM3069用のメール送信サンプルです。P47ピン入力を監視し、"Lo"から"Hi"になったことを検出すると、各ポートの入力状態、アナログ入力4チャンネルのAD変換結果を電子メールとして送信します。

・プログラムを変更することで、定期的にメールを送るように変更することも可能です。
・プログラムをフラッシュメモリに書き込んでおけば、ボード単体で使用可能です。ホストパソコンから制御する必要はありません(通常どおり接続して制御することも可能です)。
・センサーや、スイッチなどを繋いで、遠隔地からの観測、監視、メンテナンスなどに利用可能です。
・SMTP-AUTHに対応しています。
・日本語の送信も可能です。


使用準備
このサンプルプログラムは、「ユーザーファーム」として作成されています。ユーザーファームをはじめて利用するという方は、まず下の資料をご参照ください。

M3069マイコンボード
ユーザーファーム開発マニュアル
ユーザーファームの開発方法を解説しています

ユーザーファームの開発には「YellowIDE」、および、「イエロースコープ」が必要です。
すでに、製品版の「YellowIDE」と「イエロースコープ」をご利用の場合、そのままユーザーファームの開発にご使用いただけます。
「YellowIDE」と「イエロースコープ」をお持ちで無いお客様は、体験版をイエローソフト社の以下のページから無償でダウンロードできますので、まずはそちらでプログラミングをお試しください。

イエローソフト社の体験版ダウンロードページへ


実行、および、開発に必要なファイルは「ユーザーファーム開発用ファイル」(旧バージョン)に含まれます。ダウンロードして解凍してください(解凍したフォルダはスペースを含まないパスに置いてください)。

使用方法
解凍したフォルダの「UserFirm\M3069Projects\LanmMailSample01\LanmMailSample02.yip」を『Yellow IDE』で開きます。

「msgproc.c」を開き、SMTPHOST (SMTPサーバー)、MAILDOMAIN (メールアドレスの@以降)、MAILFROM (送信者のメールアドレス)、MAILTO (送信先メールアドレス)の各定数を修正します。特にSMTPHOST MAILTO は重要です。プログラムはイベント(P47が"Lo"から"Hi"に変化する)が発生すると、SMTPHOST に指定されたSMTPサーバーにアクセスし、MAILTO で指定されたアドレスにメールを送信します。

SMTP-AUTHによる認証が必要な場合には、SMTPAUTH を1に変更し、認証にしようするIDとパスワードをSMTPUSERNAME SMTPPASSWORD にそれぞれ設定してください。



ソースファイルの修正箇所

修正が終了したら、リモートデバッグで実行するか、フラッシュに書き込んで実行します。これらの操作方法は「M3069マイコンボードユーザーファーム開発マニュアル」を参照してください。
P47端子に一度"Lo"を入力し、"Hi"に変化させると、MAILTOで指定したアドレスに下のようなメールが届くはずです。
(ADの値は10ビットの数値をMSBから詰めた16ビットデータとして表記されています。)


送信されたメール
***** LANM3069 イベント通知 *****

<ポート状態>
P1 = 11111111b(FFh)
P2 = 11111111b(FFh)
P4 = 11111111b(FFh)
P5 = 11111111b(FFh)
PA = 11111111b(FFh)
POUT = 00000000b(00h)

<AD変換結果>
AD0 = 0E40h
AD1 = 0E00h
AD2 = 0E00h
AD3 = 0E00h



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